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ベイルのマドリー残留を願うウェールズ監督「自分勝手な理由だが…」

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 ウェールズ代表のクリス・コールマン監督は、レアル・マドリーの同国代表FWガレス・ベイルが今後もスペインでプレーを続けてほしいと希望を語っている。その理由はごく「自分勝手」なものだという。

 トッテナムからレアルに移籍して3年目のベイルだが、移籍の噂が絶えることはない。特にプレミアリーグ復帰の可能性がたびたび取りざたされ、マンチェスターの2チームなどが移籍先の候補に挙げられる。

 だがコールマン監督は、代表チームの立場から言えばベイルにスペインでプレーしていてほしいと語った。イギリス『ミラー』が同監督のコメントを伝えている。

「ガレスにはスペインで、レアル・マドリーに残ってほしいと思うよ。完全に自分勝手な理由によるものだがね。プレミアリーグでプレーしていれば、誰もが知っているように、毎週が戦いだ」

「いつも全力での戦いだ。100%を下回るようだとやられてしまう。フィジカル面の要求が強いリーグなんだ。素晴らしい争いが繰り広げられていて、世界最高峰のリーグの一つだ」

 スペインでは必ずしもそうではなく、選手の肉体面への負担はイングランドより軽いとコールマン監督は語る。

「スペインでは、シーズンの後半になってもそこまでの疲労が引き起こされることはない。クオリティーは高いが、選手たちへのフィジカル面の要求は異なっている」

 いずれにしても、今夏に開催されるEURO2016に向け、ベイルがウェールズ代表の中心となる存在であることに変わりはない。

「ガレスがどの国のクラブでプレーしていたとしても、私はずっと彼を全面的にサポートし続けるつもりだ。ウェールズ代表のほかの者たちも全員がそうだ」

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