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ポルトガル、接戦制し8強入りも指揮官は不満「攻撃に改善の余地がある」

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[6.25 EURO決勝T1回戦 クロアチア0-1(延長)ポルトガル ランス]

 EURO2016は25日、決勝トーナメント1回戦を行い、クロアチア代表とポルトガル代表が対戦し、延長戦の末に1-0でポルトガルが勝利した。6大会連続のベスト8進出を果たしたポルトガルは、30日にポーランド代表と対戦する。

 互いにチャンスをなかなか作れなかったこの試合は0-0で90分を終えて延長戦に突入。PK戦も見え始めた後半延長12分、カウンターから左のFWナニが相手の股を抜くパスでPA内右のFWクリスティアーノ・ロナウドにつなぐと、C・ロナウドの右足シュートが相手GKに弾かれたところにFWリカルド・クアレスマが詰め、頭で決勝ゴールを決めた。

 欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトによると、フェルナンド・サントス監督は「非常に戦術的な試合だった。ポルトガルは試合を支配しようとしたが、クロアチアがそれを許さなかった。相手はとても優れたチームなので、緊迫した激戦になるとは思っていたよ。カウンター攻撃は許さなかったが、こちらの攻撃に関しては改善の余地があったのは確かだ」と接戦となった一戦を振り返った。

 クロアチアに勝利したポルトガルは30日に準々決勝でポーランドと対戦する。「ときには現実的になる必要もある。美しいプレーができればいいが、負けたら終わりの大会を勝ち抜くには、そればかりでは済まない。決勝を見据えるとこうした考え方がカギになる。今回は運が我々に味方したが、それは努力でつかみ取ったものだ」とトーナメントの戦い方を説いた。

●EURO2016特設ページ

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