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バルザーリ、元同僚モラタとの激突に「試合中に友人はいない」

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 27日に行われるユーロ2016決勝トーナメント1回戦の試合で、イタリアはスペインと激突する。試合に向けて見通しを語ったDFアンドレア・バルザーリのコメントをイタリア複数メディアが伝えた。

 ユベントス所属のバルザーリは、つい先日ユーベから古巣レアル・マドリーへの復帰が決まったFWアルバロ・モラタと敵として激突することになる。だが、試合中には友人関係は忘れることになるとバルザーリは主張した。

「僕にとって、試合中に友人はいないよ。あいさつするのも難しいほどだ。アルバロは危険な選手の一人だけど、唯一というわけじゃない。ボールを持つ選手や、飛び込んでくる可能性のある選手全員を見なければならない」

「相手のことは研究して、万全の準備をしているところだ。スペインのこともモラタのことも少し恐れているよ」

 バルザーリ自身も含め、イタリアは10人の選手が1枚イエローカードを受けている。もう1枚受けたとすれば、勝ち進んだとしても準々決勝で出場停止となってしまう。

「出場停止の危険性は高いけど、僕らは心配していない。GKも2人警告を受けているけど、そのことについて冗談を言い合っているくらいだよ。警告を受けるときは受けるだろうし、仕方がないね」

 好調なパフォーマンスを見せていたMFアントニオ・カンドレーバは、内転筋の負傷のためスペイン戦を欠場する。

「カンドレーバのことはすごく残念だ。彼が何をやれるかは、みんなよく分かっている。でも、僕らは23人のチームだ。彼の穴を感じさせないようにするための代役はいる」

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