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“戦犯”になりかけたボアテング、PKを与えたハンドを説明

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 ドイツ代表は2日、ユーロ2016準々決勝でイタリアを退け、ベスト4に進んだ。DFジェローム・ボアテングが、相手の同点弾につながったPKについて語っている。

 1点を先制したドイツは良いペースで試合を進めていたが、78分にPKで追いつかれてしまった。相手DFジョルジョ・キエッリーニが頭で触ったボールが至近距離で手を挙げていたボアテングの腕に当たり、PKをとられている。

 ボアテングは試合後、ドイツ『ARD』でこう話した。

「PKはファウルをとられないために手を挙げたんだ。下げる前にボールが当たってしまった。PKは正しい判定だよ。申し訳ないことをした。でも、試合はそれでも続くものだし、チームはその後もボールをうまく回せていた。100%の決定機を2本つくり出せたけど、最後までいかなかったね」

 試合は1-1のまま120分間を戦い終え、PK戦でドイツが勝ち上がっている。

「PK戦は運の要素が大きい。でも、僕たちにマヌ(マヌエル・ノイアー)がいることはアドバンテージだった。相手のGKも悪くないんだけどね」

 いずれにしても、イタリアよりも良いプレーができたと感じているようだ。

「僕たちの方が内容は良かった。ただ、かなり激しい戦いだったね。イタリアは常に危険だった。僕たちはボールを失うのが早すぎる場面があったけど、リードできたのは妥当だと思う」

 ボアテングは準決勝出場に意欲を燃やしている。

「ふくらはぎが硬くなっていたけど、PKは蹴るつもりだった。準決勝の出場?ふくらはぎの問題はここ数日で抱えている。でも、大事なのはなんとかプレーできたことだ。回復して、木曜日の試合もプレーできるように頑張るよ」

 ドイツは準決勝で、フランス対アイスランドの勝者と対戦する。

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