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悲願のEURO初制覇へ、ポルトガル代表指揮官「世界最強のチームではないが…」

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[7.6 EURO準決勝 ポルトガル2-0ウェールズ リヨン]

 EURO2016は6日に準決勝を行い、ポルトガル代表はウェールズ代表に2-0で勝利し、決勝進出を決めた。10日に行われる決勝ではフランス代表対ドイツ代表の勝者と戦う。

 自国開催となった2004年大会以来、3大会ぶりの2度目の決勝進出。ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督は「予想通りの難しい試合になったが、我々のクオリティーの高さで勝ち上がることができた」と振り返る。

 この日の試合では後半5分にFWクリスティアーノ・ロナウドのゴールで先制し、同8分にはFWナニが追加点。前半はスコアレスだったが、後半2発での完封勝利だった。

 指揮官は「私は2年前、初めて采配を振るったサンドニの地で、このEUROの決勝へ進出し、7月10日にまたサンドニへ戻ってくるという目標を設定した。幸運にも、ここまで順調にきている」と過去に思いを馳せつつ、決勝進出を喜ぶ。

「あれから我々は成長し、より堅実かつコンパクトで団結したチームになった。そうなれば不可能なことなど何もない。我々は世界最強のチームではないが、弱いチームでもない。自分たちが何を求めているのかはわかっている。相手の脅威を最小限にとどめるべく分析したい」

 3大会ぶりの決勝進出。悲願のEURO初制覇まではあと一勝と迫った。指揮官は「ついにたどり着いた。決勝で大切なのはプレーすることではない、勝つことだ」と強く誓った。

●EURO2016特設ページ

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