アトレティコ・マドリーFWフェルナンド・トーレスが、同クラブのチームメートであるフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのユーロ2016における活躍を喜んだ。

　ユーロ決勝フランス戦を残した段階で6得点を記録し、得点王となることが確実視されるグリエーズマン。F・トーレスはアトレティコのチームメイトが今大会の最多得点者となることに、大きな期待を抱いている様子だ。

　ユーロ2012の得点王であるF・トーレスは、スペイン『マルカ』とのインタビューで次のようにコメントしている。

「彼が得点王となることを歓迎している。ロヒブランコ(赤白)の人々にとっては、アントワーヌが最多得点者になることは誇りだ」

　F・トーレスはまた、アトレティコで2トップを組むことが多いグリエーズマンの選手としての特徴を、次のように説明している。

「アントワーヌはすべての面で完璧な選手だ。彼のパスやスピード、そして均衡を崩す能力を、コンビを組むセンターフォワードは享受できるわけさ」

「一方でアントワーヌ自身は、9番タイプの選手のプレーを見事に生すことができる。ゴールに背を向けたセンターフォワードがいるとして、パスをもらおうとするアントワーヌは凄まじいスピードでDFの間に割って入る。そんな彼を止めるのはじつに難しい。彼がこのユーロで見せている活躍に、驚きなど一切ないよ」

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