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Fリーグ・大阪 村上インタビュー「今年こそスタートダッシュ!!」

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 Fリーグは15日、プレスカンファレンスを行い、全10クラブの代表選手が代々木第一体育館に集まり、各メディアの取材に応じた。昨シーズンのFリーグで準優勝に輝いたシュライカー大阪のキャプテンであるFP村上哲哉は、ゲキサカのインタビューに応じ、16日に代々木第一体育館で開幕を迎える2012シーズンヘの意気込みを語った。

―シュライカー大阪はどのようなチーム?
「大阪はGKイゴールもいますし、DFはある程度確立しています。今シーズンはメンバーの入れ替えも少なかったですし、ピッチ上の選手が入れ替わっても大きく崩れることはないと思いますね。安定感という意味でDF面はある程度計算できると思います。プラスアルファでバナナ(FPビニシウスの愛称)が昨年27点取っているので、そこにほかの選手も絡めて行けるようになれば、順位も上を狙えるようになると思うので、そこがカギになると思います」

―Fリーグ2012への意気込みは?
「個人的には5シーズン目になるのですが、この5年間で一番厳しいシーズンになると覚悟しています。どのチームも補強していますし、レベルも相当に上がってきているので。そういう覚悟をしている中で、大阪の持ち味であるDFでリズムをつくれれば、昨年同様にチャンスは必ずあると確信しているので。自分も攻守どちらでも、力を出したい。攻撃面はシュートでチームに貢献して、守備面でもしっかりまとめることができれば、結果も付いてくると思います」

―村上選手の特徴は?
「気持ちを出したDFですね。ピッチでは熱い気持ちを見ていただければと思います。あと今年もシュートを見せますよ。ボールをまたいで打つ、時間差シュートを決めます」

―チームのキープレーヤーは?
「やっぱりバナナになってくると思います。守備はいいだけに。昨年は得点に絡めているんで。今シーズンはやっぱり昨年以上にマークされるだろうし、その中でどれだけ点を取れるか。バナナ一人ではないんですけど、そこは期待しています」

―キャプテンとしてやることは?
「監督と選手のコミュニケーションの間を取ること。ピッチ内では、代表を含めて経験したことを仲間に伝えて、結果につなげられればと思っています」

―16日、17日のセントラル2試合に向けての公約を。
「毎年、毎年スタートダッシュできていないんでね…。初戦の神戸とは開幕直前にプレシーズンマッチの神戸FESTAで当たったばかりなので、多少やりづらいところもありますが、関西ダービーなので負けられません。2戦目の町田も決して相性が良いわけではないので、簡単にはいかないと思いますが、スタートダッシュできれば、おのずとリーグの運びが楽になってくるし、逆に言えば、この2チームに勝つことができれば勢いに乗れると思うので連勝します」

 シュライカー大阪は16日の第1節でデウソン神戸と戦い、17日の第2節でペスカドーラ町田と対戦する。

(取材・文 河合 拓)

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