Fリーグは14日にプレスカンファレンスを行い、全10クラブのキャプテンが第1節、第2節の会場である代々木第一体育館に集まり、それぞれに抱負を述べた。アグレミーナ浜松からはキャプテンのFP蓮池紳吾が出席。昨季、Fリーグに昇格したものの全国リーグの壁に直面し、シーズン27試合で2勝に終わった悔しさを晴らすことを宣言した。

　以下、選手インタビュー
―今季の浜松は、どんなフットサルを見せてくれますか?
「チームで目標として立てた『試合開始から試合終了まで、前からアグレッシブにDFしていく』。これですね」

―昨年は相当、悩んだのではないですか?
「悩みましたね」

―昨季も開幕直後はキャプテンでしたが、その後外れました。あらためてキャプテンになって?
「そうですね。それこそキャプテンでシーズンを迎えられたことはビックリしました。小野さん(小野直樹監督)に言われて、正直、ビックリしましたけど、昨年もああいうかたちでキャプテンを降りたことが悔しかったですし、今年はシーズンをとおしてキャプテンをできるように頑張りたいです」

―今季のチームスローガンが『逆襲の漢達』ですが、まさに『逆襲の漢』ですね。
「そうですね。達じゃなくて、逆襲の漢です」

―新シーズン、成績はどのあたりを目標に設定していますか?
「まぁ、チームは4位以内でプレーオフ進出を目指しています。僕は昨年以上の結果を求めています。勝利数、得点を増やし、失点を減らす。やっぱり昨年やってみて、いかに1試合で勝つことが難しいかを毎試合、毎試合、感じたので。チームとしては4位以内ですが、個人的には本当に目の前の1試合に集中して、すべてにおいて昨年以上の結果を残したいと思います」

―打倒・名古屋に向けては?
「他の取材でも話したのですが、一戦一戦ですね。僕らは、本当に下からなので。謙虚な気持ちで、どこも名古屋が相手だと思って頑張ります」

―新戦力で注目の選手は?
「化けそうなのは、琉球から来た勇(FP松浦勇武)ですね。いつ化けるかは分かりませんが、ちょっと注目してほしいですね。明日、明後日の開幕戦にも出場するので。まだ21歳で期待の選手です」

―明日、明後日の開幕戦に向けて、何か公言してください。
「1試合目から『アグレミーナは昨年から全然、変わったんだな』という姿を見せたいですね」

―昨年は初戦で名古屋にボコボコにされましたね。
「そうですね。後半なんて、試合じゃなかったような。振り返るのもつらいくらいなのでね。昨年の後半になってから、段々と試合ができるようになってきたと思います。そういう戦いを今年はスタートから見せられるように、全員で頑張ります」

(取材・文　河合拓)