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[Fリーグ]第16節ハイライト 2節を残し名古屋が前期1位を決める

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 Fリーグは9月27日、29日に各地で第16節の5試合を行い、2位のシュライカー大阪がアウェーで湘南ベルマーレ(Fリーグ)と2-2引き分け、首位の名古屋オーシャンズデウソン神戸に5-3で勝利。この結果、残り2節で両クラブの勝ち点差が7となったため、名古屋の前期1位が確定した。

 27日に行われた府中アスレティックFCアグレミーナ浜松の一戦は、府中が前半19分にFP小山剛史のゴールで先制すると、その後も得点を重ね続けて5-0で快勝を収めている。11戦ぶりに今季2度目の完封勝利を挙げた府中は、これでリーグ戦3連勝。次節の神戸戦、次々節の大阪戦と関西勢に連勝すれば、前期を3位で終える可能性も出て来た。

 29日のエスポラーダ北海道バルドラール浦安は、後半に3点を挙げた北海道が4-2で逆転勝利を収めている。前半3分にFP星翔太にゴールを許した北海道は、同15分にFP鎌塚聖哉のゴールで同点に追い付いたが、前半終了間際にFP荒牧太郎にゴールを許し、1点ビハインドで前半を折り返す。しかし、後半は北海道が猛攻を見せ、FP鈴木裕太郎、オウンゴール、FP水上玄太の3点で勝利。FP小宮山友祐を累積警告で欠いた浦安は、今季初の連敗で4戦未勝利となっている。

 2位の大阪と3位の湘南の試合は2-2の引き分けに終わった。キックオフから37秒、FP内村俊太のゴールで先制した湘南だったが、前半7分に日本代表FP村上哲哉にゴールを決められると、同14分にも村上のパスからFP奥田亘にゴールを決められ、1点ビハインドで前半を折り返した。後半に入ると、新加入のイタリア人GKクロモトを起用した湘南は、大阪に追加点を許さない。耐えた湘南は後半14分にオウンゴールで同点に追い付き、2-2で試合は終了。2位、3位の痛み分けは、首位の名古屋への大きな助けになってしまった。

 その名古屋はホームでデウソン神戸と対戦。前半5分にFP原田浩平のゴールで先制された名古屋だったが、前半は得点を挙げられない。後半にFPシンビーニャのゴールで追いついた名古屋だったが、再びFP森洸のゴールでリードされてしまう。それでも、その1分後にFP渡邉知晃のゴールで追いつくと、FP森岡薫が2点、FPペドロ・コスタも得点を決めて、一気に逆転。終盤、原田に2点目を許したが5-3で勝利し、前期1位を決めた。

 なかなか上位へ顔を出せないペスカドーラ町田バサジィ大分の一戦は、前半14分に町田がFP横江怜のゴールで先制する。後半には大分もFP小曽戸允哉、FP北嶋佑一のゴールで逆転した。町田は終盤にパワープレーに出る。後半18分にはFP本田真琉虎洲が同点ゴールを記録。しかし、直後には本田が退場となる。数的優位を得た大分だったが、逆に6つ目の直接FKとなるファウルを犯し、町田に第2PKを与える。これを横江に決められて万事休す。町田が3-2で勝利し、5戦無敗(2勝3分)としている。

 以下、Fリーグ第16節各試合結果

府中アスレティックFC 5-0 アグレミーナ浜松
[府]小山剛史3(19分、40分、40分)、ロドリゴ(20分)、皆本晃(31分)

エスポラーダ北海道 4-2 バルドラール浦安
[北]鎌塚聖哉(15分)、鈴木裕太郎(22分)、オウンゴール(26分)、水上玄太(27分)
[浦]星翔太(3分)、荒牧太郎(20分)

湘南ベルマーレ 2-2 シュライカー大阪
[湘]内村俊太(1分)、オウンゴール(34分)
[阪]村上哲哉(7分)、奥田亘(14分)

名古屋オーシャンズ 5-3 デウソン神戸
[名]シンピーニャ(26分)、渡邉知晃(32分)、森岡薫2(34分、37分)、ペドロ・コスタ(35分)
[神]原田浩平2(5分、40分)、森洸(31分)

ペスカドーラ町田 3-2 バサジィ大分
[町]横江怜2(14分、39分)、本田真琉虎洲(38分)
[分]小曽戸允哉(22分)、北嶋佑一(22分)

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