beacon

[Fリーグ]昇格決定のヴォスクオーレ仙台 FP清水誠「まだまだ足らないチームだと自覚している」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 Fリーグは6日、2014/2015シーズンより、ヴォスクオーレ仙台とフウガすみだがFリーグに昇格することを発表した。記者会見に出席した仙台のキャプテンFP清水誠は「みなさんから愛されるクラブにしたいと思います」と、意気込みを語っている。

●以下、仙台FP清水誠キャプテンの会見コメント
「僕はこのチームに1年半弱、携わっているのですが、初めは、被災地ということもあり、練習もままならないような、そんな状況で戦ってきました。あの日を思い返せば、皆様の前で、ここでこうしてご挨拶できることを嬉しく思っています。もちろんリーグでトップを目指すことは大切ですが、被災地のチームとして僕らがFリーグで、全国で戦うことで、東北にみなさんの目を向けてもらえるようになると思っています。まだまだ足らないチームだということは自覚しています。これから一生懸命練習して、みなさんにひたむきなプレーを見せ続けて、Fリーグのトップ、そしてその先にもつながるような、みなさんから愛されるクラブにしたいと思います。よろしくお願いいたします」

―ベガルタ仙台との提携は?
「実際にJリーグでプレーしていた千葉直樹選手が加入しましたし、Jリーグの試合のハーフタイムで僕らも紹介してもらったりとかはしました。チームとして、どれくらい密にやっているのかは、僕は分かりませんが、この前の試合にもベガルタ仙台のユニフォームを着た方が見に来てくれたりして、街を挙げて応援していただけていることは感じています」

―今後の強化のビジョンについて?
「正直、僕らがすべての面で劣っているとは思っていませんし、(Fリーグに)上がる以上、しっかりした試合を見せないといけない。そのための準備は2年弱ですが、やってきたつもりです。もちろん、今の戦力で戦うことを第一に考えて、未知数なチームであることは分かっていますが、これから(リカルド)比嘉監督の下、練習していくことで十分、カバーできると僕は思っています」

(取材・文 河合拓)

TOP