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[Fリーグ]第1節 名古屋vs大阪 試合後の監督&主将コメント

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[6.28 Fリーグ2014/15第1節 名古屋4-0大阪 代々木]

 Fリーグは28日に第1、2節を行い、7連覇中の名古屋オーシャンズと前日に第2節のすみだ戦を行ったシュライカー大阪が対戦した。前半にFPシンビーニャの2ゴールでリードした名古屋は、後半もパワープレー返しから2点を加えて4-0で勝利。連戦となった大阪は、短い時間で選手を交代させながら戦ったが、スケジュールに泣かされて本来の力を発揮できなかった。

▽シュライカー大阪
木暮賢一郎
「結果は残念でしたけども、シュライカー大阪として昨日の夜19時半とフウガさんと激しい試合を行って、12時間しか回復できないという、非常に厳しいスケジュールの中で、最善を尽くし、勝利を目指して戦ったので。結果は残念でしたけど、最後まで諦めずに最後の一秒、ゼロ秒まで戦う姿勢を見せてくれた選手たちを誇りに思いたいなと思います」

―現役時代の古巣である名古屋とFリーグで初対戦となったが?
「現役時代はオーシャンズの選手として、僕自身たくさんのタイトルを獲ることができました。自分にとっても、非常に思い出深いチームですが、今は新しいチャレンジにシュライカー大阪の監督としてリーグ優勝を目指しています。名古屋というチームの強さも、彼らの王者としてのメンタリティの部分も、選手たちもよく知っています。どういう戦いをすれば勝てるかっていうのは、おそらく他のチームよりは知っているのかもしれません。逆に彼らの強さも知っていますので。ただ、選手たちにも言っていますが、『必ず、このチーム(大阪)で歴史を変えよう』という話をしていますから。(私が)大阪の選手であれば違った思いがあるかもしれませんが、今は監督なので。私たちには11チーム倒さないといけないチームがあって、その中の一つとして捉えています。注目されるというのは、非常に大事なことだと思っています。今日は残念でしたけど、プレーオフの最後は万全の状態でやれると信じていますので、期待してほしいなと思っています」

―オーシャン杯との印象の違いは?
「言い訳でもなんでもなく、私たちにとって乗り越えなければいけない壁だと思っています。オーシャン杯、そして今日と、ともに連戦の中でのゲームでした。それが負けた原因ではないです。こういう苦しいゲームで勝つことが私たちの成長であり、日本のフットサルの成長だと捉えています。決して、言い訳ではないのですが、ここ2試合のオーシャンズとの対戦は、同じ状況の中での戦いではなかったので。その中で、収穫というのはありました。前回は0-2のスコアから追いつくことができました。今日も、そのゲームのように追いつくチャンスはあったと思いますが、0-2のところ、そしてパワープレーを初めてチャンスを②つ、3つつくった中で、1-2になるのか、0-3になるのかというのが、この試合では勝負の分かれ目だったと思います。ただ、パワープレーを決断したことに決して後悔はないですし、1-2になっていれば違ったかなと思います。それが0-3になったというところが、チャンピオンチームの名古屋と大阪の差といえば、差かもしれません。その差を必ず埋めたいと思っています。この2試合を踏まえて、まだリーグで戦う試合もあるので、そのときはベストな状態で臨めるように取り組んでいきたいと思います」

●FP瀬戸彬仁主将
―次の試合に向けて?
「次はホームゲームなので。名古屋戦の後というのは、勝っても負けても、すごく大事なゲームになると思うので。リーグ戦は、名古屋だけではないので、次のゲームは勝って、競っている状況で、リーグを進められればなと思っています」

▽名古屋オーシャンズ
●ビクトル・アコスタ監督
「Fリーグの開幕戦で、こういう形で勝利できたことは大変うれしく思います。攻撃面では、ポゼッション高くして、ボールを回して、ゴールを奪うことができました。また、大阪がつくってきたいろんな状況に対しても、失点せずに、守り抜くことができました。相手のパワープレーに対しても、非常に良い対応ができていたので、開幕戦としては、非常に良い試合ができたのではないかと思います」

―大阪は連戦だったが?
「もちろん、その影響はゼロだったとは言えないと思います。大阪は、昨日、非常にタフな試合をしていたので、疲労はたまった状態で臨んでいたと思います。私たちも明日の試合は、今日とは疲労感が違うと思いますし、今日の大阪の監督のやり方も想定して、交代を早くするというのは、私たちも明日の試合で考えないといけない部分です。その中でも、(相手の疲労という)メリットもあった上ですが、私たちがしっかりやるべきことをやったからこそ、勝ち点3を取れたのだと思います」

●FP吉川智貴主将
「今日は非常に良いゲームができましたし、名古屋はどっちかというと開幕戦は結構苦労する方なので、非常に今日は良いゲームができたと思うので。明日も、この流れを持続したまま、今日みたいなDFができていたら負けることはないと思いますし、DFからしっかり試合に入りたいなと思います」
(取材・文 河合拓)

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