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[NB×大阪桐蔭]MF神崎大雅「チームを引っ張っていける存在に、キャプテンとしてなりたい」

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 第95回全国高校サッカー選手権大阪府予選は23日、5回戦が行われ、ベスト16が決定する。8年ぶりの全国大会出場を目指す強豪・大阪桐蔭高はこの5回戦が今大会初戦。“努力のキャプテン”、MF神崎大雅(3年)が選手権予選への意気込みなどを語った。

大阪桐蔭高MF神崎大雅(3年)
―選手権予選がいよいよ近づいてきている
「チーム全体としては選手権へ向けてチーム一丸となって、高知遠征に行って絆を深めようという合宿もやって、より一層チーム力は高まってきている。10月8、9、10と砂浜でトレーニングしたり、キツイ練習もあったんですけど全員でやってこれた」

―インターハイの7回に対し、選手権は出場1回となかなか手が届かないでいる大会だが
「今年は夏から上がっていてチーム全体としても勢いがある。去年までは夏以降はプリンスリーグでも何連敗してというのがあったので、今年はそこで力を出せるようにやってきました」

―確かに、夏明けのプリンスリーグは負け無しで来ている
「守備の部分でまず先制されても諦めずに、追加点を取られないように守備からしっかり入って、後半からまた巻き返していけるようにとやっているから、追いつけたり逆転できたりしていると思います」

―綺麗なサッカーする一方で我慢強さも
「崩しきってシュート打とうとかが多くて、泥臭いプレーっていうのが少なかった。打てるのに打てないとかあったので、そこは練習から意識して極力打ってと。打たないと始まらないので」

―主将としてチームを勝たせたい気持ちが強い
「インターハイで全国に出れていない。選手権で全国出るためにやってきているんで何としても出たいですね」

―インターハイ予選で履正社に敗れた試合については
「前半に取られて動揺した部分があった。履正社にはプリンスリーグでも先制されてしまって後半に(自分のゴールで)追いつけたんですけど先に点取られてしまうと厳しい。そこから守備の意識が芽生えてきて、今やっています」

―これから、戦いながら特に伸ばしていきたい部分は
「攻撃ではサイド攻撃から今のところ攻撃できていて、大阪産業大学との練習試合でもサイド攻撃から決めることができている。どういった形でやったらいいという部分ができているんで選手権でもそれを活かしていきたい」

―大学生相手に勝っているのは自信に
「しっかり守ってカウンターから点取ることができている」

―個人としても選手権は特別な大会
「冬の選手権というのは高校サッカーの中でも一番見られている大会。絶対に全国出てチームで勝っていきたいと思っています」

―どのようなプレーをしたい?
「もちろん点取るのが目標なんですけど、チームを勝たせるプレーで貢献できるように。いっぱい走ったり、身体を張ってチームに貢献していきたいです」

―クロスはチームの生命線にもなる
「自主練から結構練習していて、右SBの岡田とかも練習しているんですけど、アーリークロスとかの意識はしているので試合でもやっていきたいです」

―選手権への意気込みを
「もちろん、自分が得点してチームを勝たせる部分も目標なんですけど、それだけでなくアシストや守備での粘り強いプレーで、チームを引っ張っていける存在に、キャプテンとしてなりたいと思う。それで勝利したい」

―今年こそ、歴史を変える
「2期生の時に一回出たきり、僕たち(在学中に)一回も出ていないので僕たちが出て監督と一緒に全国で優勝したい」

(取材・文 吉田太郎)
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