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初Vで笑顔弾ける青森山田、指揮官「長かった」 住永主将「本当にうれしい」

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[1.9 全国高校選手権決勝 青森山田高5-0前橋育英高 埼玉]

 北の名門がついに選手権王者まで登りつめた。試合後のTVインタビューでは、青森山田高黒田剛監督と主将MF住永翔(3年)の笑顔が弾けた。

「長かったですね。非常にうれしいです。雪を味方につけて、パワーをつけて、北国であることに誇りを持ってプレーした成果が優勝ということで本当に感無量です」

 20年連続22回目の出場で未だ成し遂げられていなかった選手権制覇。ともに初優勝を狙った前橋育英高との決勝戦では、前半23分にMF高橋壱晟(3年)が先制点を挙げると、FW鳴海彰人(3年)が2得点を奪うなど大量5得点で快勝し、初優勝を掴み取った。黒田監督にとっても22年目の歓喜となった。「(得点以上に)競ったゲームだった。前橋育英さんの本当に質の高いポゼッションに苦しんだが、少ないチャンスの中で選手たちが頑張って取ってくれた」と選手たちを称えた。

 アンカーの位置でチームを支えた住永は、「(選手宣誓で)自分で始まったこの大会なので、最後優勝で終わりたかったのが本音。実現して嬉しい。やっと、青森山田高校に初の選手権優勝をもたらすことができて、そのキャプテンとしてチームを支えられて本当にうれしいです」と優勝チームのキャプテンとして胸を張った。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

●【特設】高校選手権2016

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