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出場校チーム紹介:大分高(大分)

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大分高は「巧くてゴールが取れるチーム」へ進化

第101回全国高校サッカー選手権

大分高(大分)

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▼全国大会日程
1回戦 0-2 聖和学園高(宮城)
■出場回数
3年ぶり12回目
■過去の最高成績
3位(11年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
インターハイ出場13回(最高成績8強)
■予選成績
2回戦 5-0 大分雄城台高
3回戦 14-0 臼杵
準々決勝 19-1 佐伯鶴城高
準決勝 3-1 大分東明高
決勝 3-0 大分南高
■都道府県予選準決勝布陣
[4-3-3]
      吉川獅子心
長尾浩希          今田昴輝

   青山京志郎 渕野翔多
      河野真裟斗

今田倖聖          安田晴翔
    下村太智 大石吾乃

       佐藤隼

■予選取材記者(松尾祐希記者)チーム紹介
「巧くてゴールが取れるチーム」へ進化
 伝統の技術力の高さを生かしたサッカーで11年ぶりの4強入りを目指す。今年のチームはMF青山京志郎(3年)とMF吉川獅子心(3年)が軸となり、パスワークと個人技を駆使しながら相手ゴールに襲い掛かる。両翼を担うMF長尾浩希(3年)、MF今田昴輝(3年)はスピードに長け、DF今田倖聖(3年)、DF安田晴翔(3年)の両SBも高い位置を取って積極的に攻撃に参加。昨季までは守備を固められると崩せない悪癖があったが、今季はフィニッシュまで持ち込むことを徹底。インターハイの出場権を逃した今夏は大学生や強豪校とトレーニングマッチを重ね、インテンシティの高い相手に揉まれて得点アップに励んできた。そうした積み重ねが功を奏し、今予選では5試合で44得点をマーク。エースストライカーのFW佐藤翼(3年)が怪我の影響でフル稼働できず、本職が2列目の吉川が最前線で起用する試合も多かったが、テンポの良いパスワークでゴールを量産して頂点に立った。また、戦術的な引き出しも増えたのもプラスの材料。大分東明高との準決勝では、相手の布陣に合わせてサイドプレーヤーのポジションを左右で入れ替えるなど、戦い方の幅も広がりつつある。
 ここ数年は「あと一歩のところで勝てなかった」(青山)。だが、 「巧いチーム」から「巧くてゴールが取れるチーム」に変貌を遂げ、逞しくなって全国舞台に戻ってきた。大分の技巧派集団が新たな景色を見るべく、3年ぶりの選手権に乗り込む。
■予選取材記者(松尾祐希記者)注目選手
社会人経由J入りを誓うテクニシャン
MF青山京志郎(3年)
「大分の育成組織で磨いたテクニックが最大の武器。キープ力が高く、狭いスペースでもボールを奪われない。巧みなターンでチャンスを切り開き、パスやシュートで決定的な仕事を果たす。卒業後は社会人でサッカーを続ける予定。『働きながら上を目指したい』と言い切る攻撃の要人が高校最後の大舞台に挑む」

得点感覚に秀でた成長株
MF吉川獅子心(3年)
「『獅子心』と書いて『ライト』と呼ぶ。インサイドハーフを主戦場とし、今予選は最前線でもプレー。サッカーIQが高く、ボールを散らしながら自らもゴールを狙える10番だ。リーダーシップも高く、キャプテンとしてチームをまとめる」

復活を遂げた大エース
FW佐藤翼(3年)
「小野正和監督が『身体が強い。彼がいると相手も嫌がる』と称する点取り屋だ。技巧派が揃うチームにおいて、正確なポストプレーで時間を作れる選手は貴重。今予選は怪我で時間限定の出場が続いたが、本大会ではゴールを量産してチームの躍進に貢献できるか注目だ」

■登録メンバーリスト
1 GK佐藤隼(3年)
2 DF安田晴翔(3年)
3 DF下村太智(3年)
4 DF大石吾乃(3年)
5 DF河野真裟斗(3年)
6 DF今田倖聖(3年)
7 MF青山京志郎(3年)
8 MF今田昴輝(3年)
9 FW佐藤翼(3年)
10 MF吉川獅子心(3年)
11 FW長尾浩希(3年)
12 GK前田晃平(3年)
13 FW三橋諒(3年)
14 MF菊地隆之輔(3年)
15 DF小泉斗眞(3年)
16 MF古野龍(3年)
17 FW小原優斗(3年)
18 MF渕野翔多(3年)
19 MF徳丸寛太(3年)
20 FW安藤将洋(3年)
21 GK松木明翔(2年)
22 FW山西蒼(3年)
23 MF野田航平(3年)
24 DF北山匠悟(3年)
25 FW瀬田冬獅朗(3年)
26 MF河上綺人(3年)
27 FW木下遥己(3年)
28 FW吉賀駿斗(2年)
29 DF中村勇太(2年)
30 MF森崎翔愛(2年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2022

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