beacon

[大学選手権]流経大に完敗も…びわこ大指揮官「ここまで来れたのはすごい」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[12.18 大学選手権準決勝 びわこ大0-4流経大 味フィ西]

 びわこ成蹊スポーツ大(関西2)は18日、大学選手権の準決勝で流通経済大(総理大臣杯)と対戦し、0-4で敗れた。前半を1点ビハインドで折り返すと、後半に3失点した。6年ぶりとなった関西の新鋭校の挑戦は、4強で止まった。

 完敗だった。シュート数は流経大が13本放ったのに対し、びわこ大は5本。特に風下に回った後半はMF熊田克斗(1年=立正大淞南高)が放った1本のみに抑え込まれてしまった。望月聡監督も「向こうの激しさに圧倒された」と完敗を認めた。

 しかし3位という成績を残したイレブンに対しては、「チームとして全国大会に行こうというのは話していたが、ここまで来れたのはすごいと思う。彼らは大学の歴史を塗り替えてくれました。よく最近は11人でハードワークという言葉がありますが、本当にそれをグラウンドの上で表現できたのかなと思います」と奮闘を称えた。

 この日も1年生のDF宮大樹(清明学院高)や熊田がスタメンに並ぶなど、来季以降の戦いに楽しみが残った。指揮官は「1試合目を見て、緊張感を感じた。少しでもそういう景色が見れたので、今後に生かせばいい」とリベンジを誓っていた。

(取材・文 児玉幸洋)
▼関連リンク
第63回全日本大学選手権特設ページ

TOP