beacon

[インカレPO]17人目までもつれこんだPK戦…四国学院大との死闘を制した福山大が全国へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
 第64回全日本大学選手権大会(インカレ)プレーオフが15日に行われ、中国第2代表・福山大と四国第2代表・四国学院大が対戦。1-1で迎えた延長戦でも互いに1点ずつ加えると、2-2で突入したPK戦は17人にもつれ込む死闘となった。結果、PK15-14で福山大が勝利。全国切符を勝ち取った。

 試合が動いたのは後半5分、FW加次佑がドリブルで持ち込み、自らシュート。福山大が先制に成功する。しかし後半37分に四国学院大が同点弾。MF福島崇斗の浮き球から途中出場のFW藤岡航世がシュートを沈めた。1-1で決着はつかずに延長戦へ突入した。

 延長5分には福山大が2度目のリードに成功。MF前原翼の浮き球から途中出場のDF石橋遼がシュート。2-1と勝ち越すが、四国学院大も諦めない。延長後半6分にMF山内力斗が同点弾。120分間を終えて2-2でPK戦へもつれ込んだ。

 先攻となった福山大、後攻の四国学院大ともに10人目まで全員が成功させる。迎えた11人目の福山大GK小西裕也のシュートは枠外。決めれば勝利の四国学院大GK大西裕之のシュートはGK小池が意地で止めた。全員が蹴り終え、2順目に突入する。

 12人目は互いに成功させるが、13人目は両守護神がストップ。その後は3人が成功させ、17人目を迎えた。先攻の福山大はFW矢島健が決めるが、四国学院大の福島のシュートは枠外へ。この瞬間に福山大が2-2(PK15-14)で勝利。全国行きを決めた。

 23日のプレーオフでは関東第6代表・順天堂大と北信越第2代表・金沢星稜大が対戦する。24チームが出場するインカレ本大会は12月8日に開幕。決勝戦は12月19日に浦和駒場スタジアムで行われる。

TOP