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中学生MF松井2発でU-16代表入りへアピール

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[6.24 親善試合 U-16日本代表候補4-1Aspire Academy]

 2月のU-15代表候補合宿以来、2度目の代表候補合宿挑戦だった中学生MF松井輝純(ラッセル郡山FC)が2ゴールでアピールした。ゼロトップシステムの最前線に配置された松井は前半24分、MF小林岩魚(甲府U-18)が落としたボールを、左足でゴール左隅へ流し込み先制ゴール。立ち上がりはDF間でボールを受けることができずに攻撃に絡むことができなかったが、序々に感覚をつかむと、MF仲條正祥(長野日大高)や小林らとのコンビネーションからラストパスやシュートに持ち込むなど中央で存在感を高める。そして41分には右サイドを抜け出したMF山下優人(青森山田高)のラストパスをダイレクトでゴールへと流し込んで2点目を決めた。

「チームのみんながつないでくれて2点を取ることができたと思っている。自分のおかげではないです」と振り返った松井だがアピールに成功。「自分はフリーマンというポジションをやったんですけど、全然間で受けてもらったりすることができなくて、最後の方だけ少しできてきたので収穫はあったと思います。大阪ではあまりサッカーを理解できていなかったけれど、今回は少し理解することができた」とゴールよりもチームのサッカーを理解できてきたことを喜んでいた。

(取材・文 吉田太郎)

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