[8.3 ロンドン五輪準々決勝 日本2-0ブラジル カーディフ]

　メダルに王手だ!!　日本女子代表(なでしこジャパン)は3日、ロンドン五輪準々決勝でブラジル女子代表と対戦し、2-0で快勝した。立ち上がりの劣勢をしのいだ日本は前半27分、FW大儀見優季(旧姓・永里)の今大会初ゴールで先制。後半28分にもFW大野忍が今大会初ゴールとなる追加点を決めた。守備陣も最後まで高い集中力を保ち、ブラジルの反撃を完封。2大会連続のベスト4進出を決めた日本は五輪初のメダルを懸け、6日の準決勝(ウェンブリー)でフランスと対戦する。

●MF宮間あや(岡山湯郷)
「前半20分あたりまでは完全に相手にペースを握られていました。そういう意味では全員で戦った結果だと思います」

―元チームメイトのマルタ選手はじめ攻撃陣は怖かった。
「でも私たちが怖いといってしまったら勝てないので、素晴らしいチームに勝てたことを誇りに思います」

―勝ちたいという気持ちが出ていた。
「残った4チームの中でも金メダルがほしいという思いは一番だと思うので、このままの勢いでいきたいと思います」

―準決勝の相手はフランスです。
「大会前に一度敗戦をしていますし、今日以上の試合が出来れば勝てると思うので、いい準備をしたいと思います」

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