[8.6 ロンドン五輪準決勝 日本2-1フランス ロンドン]

　2大会連続の準決勝進出を決めた日本女子代表(なでしこジャパン)は6日、ロンドンのウェンブリースタジアムでフランス女子代表と対戦し、2-1で競り勝った。前半31分、MF宮間あやのFKから相手GKのミスを突き、FW大儀見優季(旧姓・永里)が2戦連発となる先制点を決めると、後半4分にはMF阪口夢穂が追加点。その後は猛攻を浴び、後半31分に1点を返されたが、フランスのPK失敗もあり、2-1で逃げ切った。五輪史上初の決勝進出を決め、これで銀メダル以上が確定。悲願のメダル獲得を決めたなでしこジャパンは、9日の決勝で昨年の女子W杯に続く世界一の栄冠を目指す。

以下、試合直後のコメント

●佐々木則夫監督
「選手たちの北京以来のメダルを取るんだという思いが、幸運もありましたけど、その分は本当に彼女たちが一生懸命やってきたお礼だと思います」

―率直な思いは?
「本当に感無量です。選手たちも耐えながらよくやってくれたと思いますし。そういう意味での狙い通りの戦いになったんですが、でも本当にフランスさんは強かったですね」

―五輪でフランスへリベンジを果たしたが。
「結果としてファイナルまでたどり着きました。本当に選手たちはよく頑張りました。本当に日頃からサッカーのミーティングや本当に一生懸命やっているんですよ。そういう思いが叶ったのではないかと思いますね」

―決勝戦へ向けて。
「目の前のボールに立ち向かって、目の前の相手と戦って、なんとか自分たちのサッカーができれば。結果としてついてくるかもしれません。深夜にも関わらず応援をありがとうございます。その勢いが選手に伝わったんだと思います」

―初のW杯との“連覇”もみえてきたが。
「もう精一杯頑張って、チームワークで勝ち取ろうと思います」

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