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ジーコとの新旧日本代表監督対決へ、ザック「警戒しないといけない」

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 日本サッカー協会は30日、9月6日のキリンチャレンジ杯・UAE戦(東北電ス)、同11日のW杯アジア最終予選・イラク戦に臨む日本代表メンバー23人を発表した。日本にとって4戦目となる最終予選の相手はジーコ元日本代表監督率いるイラク。記者会見を行ったアルベルト・ザッケローニ監督は「相手の監督はインターナショナルなレベルでも、日本でもよく知られている。選手も能力の高い選手がそろっている。3次予選でもこのチームに能力があることは容易に見て取れた」と警戒を強めた。

 日本サッカー史上初となる日本代表新旧監督による直接対決。指揮官は「ジーコ監督の経験、選手の個の能力は警戒しないといけない。我々とは違った特長を持っている」と指摘する。イラクは6月3日のヨルダン戦、同12日のオマーン戦ともに1-1。勝ち点2ながら得失点差、総得点の差で、勝ち点7の日本に次ぐ2位につけている。「イラクはこのグループでW杯に出場する候補に挙げられる。そうそうたる覚悟で日本戦に臨んでくると想像している」と表情を引き締めていた。

(取材・文 西山紘平)

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