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フットサル日本代表がW杯後のコメントを発表

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 日本サッカー協会は、1日から開幕したフットサルW杯2012に出場した日本代表選手たちのコメントを発表した。

GK 1 川原永光選手(名古屋オーシャンズ)
「今大会は、過去2大会突破できなかったグループステージを突破したので、自分の中ではすっきりした気持ちでいるし、ウクライナ戦は負けてしまいましたが、最低目標をクリアしたことには満足しています。
今大会はサポーターの皆さんに、日本でやっているような雰囲気を作ってもらったことを感謝しています。今後もFリーグでも、日本代表戦でも、一人でも多くの方に会場に来ていただけるよう、これからも頑張っていきたいと思います」

GK 2 藤原潤(バルドラール浦安)
「目標であったグループステージを突破して、その後セカンドステージ(決勝トーナメント)初戦で負けてしまいましたが、新しい歴史を日本フットサル界に残せたということで良かったのではないかと思います。サポーターの皆さんには、アウェーにも関わらず、毎試合ホームのような応援をしていただき、ありがとうございました。これからも個人的にも頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします」

FP 3 北原亘(名古屋オーシャンズ)
「今大会を振り返ると感謝しかありません。日本のフットサル界がこれほど盛り上がるためには、カズさんが来ていろいろチームへの注目も上がり、メディアの方に取り上げてもらったからですし、そして仲間やサポーターが一緒に戦ってくれたことに対して、ありがとうという感謝の気持でいっぱいです。自身のプレーの面では、(出場停止で)初戦に出られなかった分、2戦目からの3試合全力でやったつもりですけど、それでも世界に通用する部分と通用しない部分がいろいろ見えてきて、まだまだ精進が足りないなと感じています。今後はFリーグで、自分も含め多くの選手が今度は観られる立場になるので、それを意識して1試合1試合大切にしていかないと世界との距離は縮まらないと思いますし、自身としては今大会で培ったもの、得たものをリーグに還元したいと思います」

FP 4 小宮山友祐(バルドラール浦安)
「ひとつの大きな目標であった、日本フットサル史上初めてグループステージを突破することができたので、そのことについては満足していますし、これで日本のフットサル界を前に進めることができたのかなと思います。本当に今までにない注目をいっぱい浴びた大会でした。バンコク、タイでの試合がホームゲームのような雰囲気で戦うことができて、多くの方に観てもらってうれしかったですし、力にもなりました。ただこれからFリーグ、フットサルをもっともっと多くの方に知ってもらいたいですし、試合会場までまた観に来ていただきたいと思います」

FP 5 村上哲哉(シュライカー大阪)
「チームからはディフェンスと得点を求められていて、得点こそ今大会では取れなかったのですが、チームのために自分の役割に徹して戦ったつもりですので、その点に関して悔いはないです。セカンドステージ(決勝トーナメント)進出という最低限の目標は達成できましたが、この経験を今後のFリーグに伝えていくのは、僕らにしかできないので、この盛り上がりをしっかりとつなげて、さらに日本のフットサルがレベルアップ出来ればいいなと思います」

FP 6 小曽戸允哉(バサジィ大分)
「グループステージ突破できたことは良かったですけど、セカンドステージ(決勝トーナメント)では自分たちの思うような結果が出せなかったので、これを新たなスタートとしてまた次から頑張っていきたいと思います」

FP 7 森岡薫(名古屋オーシャンズ)
「この大会に自分が参加できたことを誇りに思います。正直もう少し早く帰化できれば、チームにもっと溶け込むことができたかなとも思いますが、それでもグループステージを突破できたのは、選手やスタッフのサポートがあってこういう結果につながったので、みんなに感謝しています。今後はFリーグで、この経験を生かして、タイトル獲得はもちろん皆さんにもっと良いプレーを見せられるよう頑張りたいと思います」

FP 8 高橋健介(バルドラール浦安)
「ケガで途中からピッチ上でのチームの力になれず、最後の試合は(出場できる)人数が少なくなり、自分がいないことでかなり迷惑をかけてしまいました。しかし、そんな状況でも最後まで走り切って戦い続けた最高の仲間とともに過ごせた今大会は、自分にとって本当に最高の経験でした。最高の仲間と一緒に戦えたことを誇りに思っています」

FP 9 星翔太(バルドラール浦安)
「このチームで戦えたことを本当に誇りに思いますし、とても幸せな時間を過ごせました。ただ個人的には大きな落し物をピッチにしてきたので、それを拾いに、またもう一つ上のステージに上がれるように、これからも精進していきたいと思います」

FP 10 木暮賢一郎(名古屋オーシャンズ)
「グループステージを突破した、結果を出したという喜びももちろんありますし、ひとつでもふたつでも上に行ける、大きなチャンスでもあったので、負ければもちろん悔しさも残ります。 4年後、8年後に今回ほどのシチュエーションになるとは限らないし、さらに上に行くいいチャンスを逃したという、悔しさは残りますけど、そんなに甘くないよというメッセージかもしれません。 でも日本はここまで4年毎、2000年の予選敗退から4大会、ちゃんと右肩上がりに毎回一歩ずつ階段を登っています。 予選敗退から(2004年大会の)W杯に出て、出たけど勝てなかったのが、前回(2008年大会)2勝して、次は予選突破だといって、今回突破しました。 本当に1つ1つ壁を越えていっているので、今度はベスト8とそういうふうにいければと思います。 そのためには、W杯に行った選手だけではなく、Fリーグの選手、フットサルをプレーしている人たちやファン、サポーターやメディア、関係する方すべてを含めて、日本全体として『次はベスト8に行こう』と、高いモチベーションでまた4年間過ごすことが大事だと思います」

FP 11 三浦知良(横浜FC)
「自分なりに、日本代表の重みを感じながら、本大会もいい緊張感で、とても充実した1ヶ月間を過ごせたと思います。ベスト16で敗退してしまったのは、正直言って悔しいですけど、少しは日本のフットサル界に貢献できたかなと思っています」

GK 12 冨金原徹(デウソン神戸)
「代表活動の中で、なかなか試合に出られない状況になるというのは、AFC選手権でもそうでしたし、よくあることなので、自分の中でそういったリズムというのは慣れていたというか、そんな中でもしっかりとモチベーションとコンディションを落とさないようにいろいろ工夫していましたので、問題は全くなかったです。このW杯というピッチを経験できたことは、今後のことを考えると財産になると思うので、これを無駄にしない意味でも、チームに帰ってもしっかりと取り組みたいと思います」

FP 13 逸見勝利ラファエル(名古屋オーシャンズ)
「少し残念な思いを持って帰国したということもありますけど、グループステージ突破という当初の目標は達成できたということもありますし、その満足感とまだ次があるという両方の心境です」

FP 14 稲葉洸太郎(バルドラール浦安)
「もちろん自分もそうですし、選手もスタッフも含めチーム全員がすべてをやりきった結果ですので、悔いはありません。でもこれから4年後にベスト8、ベスト4と行けるようになるには、やはりリーグ戦が重要です。今大会では皆さんの声援が力になりましたが、この中でフットサルを初めて観た人には、Fリーグというものに興味を持ってもらい、試合に足を運んでもらって、日本のフットサルがもっと注目されて環境がどんどん良くなっていくようなればいいと思います」

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