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酒井高も合流「気持ちを持って戦う」

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 FW岡崎慎司とともに帰国したDF酒井高徳(シュツットガルト)も3日、同じくチームに合流した。「今はチーム一丸となってやることが大事ですし、自分が何をしなければいけないかを、その場の状況に応じて把握することが一番大事」と、長時間移動による疲労や時差ボケを感じさせないキリっとした表情で語った。

 DF長友佑都が不在だった3月26日のヨルダン戦は左SBで先発したが、1点を追う後半15分、ハーフウェーラインを越えたあたりでドリブルで仕掛けようとして相手に奪われ、これが手痛い2失点目につながった。さらにその後、自身が不在のブルガリア戦でチームは連敗。W杯出場がほぼ決まっていることで気の緩みがあったと指摘する声は大きい。

 だが、酒井高は反論する。「あのときも気持ちを持っていなかったわけではないし、自分も交代するまではずっとその気持ちを持っていた。気持ちはプレーに関わってくると思うけど、あのときは別だったと思う」

 今回のチーム最年少である酒井高は「気持ちを持って戦う」と誓っていた。

(取材・文 矢内由美子)

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