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イラク戦ゲームキャプテンを務める遠藤「勝って最終予選を終えたい」

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 いつも通り、自然体でチームを引っ張る。日本代表は10日、イラク戦(11日、ドーハ)に向けて公式会見を行い、アルベルト・ザッケローニ監督とMF遠藤保仁が出席した。いつもはキャプテンのMF長谷部誠が会見には出席しているが、イラク戦は警告累積のため出場停止になる。そのため、明日の試合でキャプテンマークを巻く予定の遠藤が、会見に出席することになった。

 ザッケローニ監督は「遠藤がここにいるのは、私に最も年齢が近いから」と、冗談交じりに会見に出席した理由を説明。続けて遠藤も「僕もそう思います」と笑顔を見せ、「キャプテンマークを巻くから自分が偉いのかというと、そういうわけではなくて、ただキャプテンマークを巻いているだけ。試合に出ている、出ていないに関係なく、全員が『自分がキャプテン』だと思って、そういう意識でやれればいいなと思います」と続けた。

 今シーズンは所属するガンバ大阪でも、小学校時代以来となるキャプテンを務めている遠藤は「自分たちはW杯出場を決めていますが、明日の試合を消化試合とは思っていないですし、高いモチベーションをもって、イラク戦に勝って最終予選を終えたいと思います」と、意気込みを語った。

(取材・文 河合拓)

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