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辛勝に安堵のザック、「厳しい戦いだった」

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[6.11 W杯アジア最終予選 イラク0-1日本 ドーハ]

 試合終了間際の決勝点に胸をなで下ろした。アルベルト・ザッケローニ監督は「(最終予選の)最終戦ということもあるし、しばらく勝利から遠ざかっていたので、選手にも『有終の美を飾ろう』と話していた。最後に決めてくれてよかった」と、3月22日のカナダ戦以来、国際Aマッチ4試合ぶりとなる勝利に安堵の表情を見せた。

 最終予選は5勝2分1敗の勝ち点17でフィニッシュ。「このグループでは圧倒的な強さを見せたと思う」と胸を張るが、この日の試合内容は辛勝だった。「暑さに風もあって、難しい戦いだった。なかなか日本らしさが出ず、ミスも多かったが、それでもチャンスをつくれていたし、十分な内容だったと思う」。消化試合という試合の位置づけに加え、灼熱の中東でのゲーム。オーストラリア戦から先発5人を入れ替えた中、「これまで出場機会に恵まれなかった選手も、この試合を通じて代表にふさわしい選手というのを示したと思う」と一定の評価を下していた。


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