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抜群の存在感、復活なでしこ10番澤穂希「いい試合だった」

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[9.22 国際親善試合 日本女子2-0ナイジェリア女子 長崎]

 やはりなでしこには澤が必要だった。故障のため代表を外れていたMF澤穂希が6月20日のニュージーランド戦以来の代表復帰を果たした。MF宮間あやとダブルボランチで先発すると、フル出場で勝利に大きく貢献。攻守に存在感を見せつけた。

 澤抜きで臨んだ7月の東アジア杯ではなでしこは惜しくも3連覇を逃してしまった。世代交代の必要性も説かれる中で、今回組まれたナイジェリア2連戦では、あえて2つのチームを編成。ベテランと若手の融合を図り、チームの底上げを行った。

 試合は序盤こそナイジェリアの身体能力を生かした攻撃に苦しんだが、徐々にペースを取り戻すと、前半36分にFW大儀見優季のゴールで先制。後半8分にもMF川澄奈穂美がゴールし、快勝を飾った。17歳DF三宅史織(JFAアカデミー福島)らが代表デビューを果たし、これ以上ないテストマッチとなった。

 澤も「きょうは勝ちにこだわっていたので勝ちで終われてよかった」と笑顔。「若い選手とベテランが融合して、いい試合だった」と満足げに試合を振り返った。


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