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ベルギーでプレーするGK川島「特別なゲームだった」

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[11.19 国際親善試合 日本3-2ベルギー ブリュッセル]

 格別の勝利だった。2010年7月に川崎Fからリールセに移籍。その後、現在も所属するスタンダール・リエージュに移籍し、約3年間にわたりベルギーでプレーしているGK川島永嗣にとって、ブリュッセルで開催されたベルギー戦は、「特別な」一戦だった。3日前のオランダ戦で、GK西川周作が好プレーを見せたことも、いい刺激になっていたのだろう。

 試合の感想を問われた川島は、「自分にとって特別なゲームだったので、1失点目、自分のミスで失点してしまったので、本当に勝ててよかった」と、安堵の表情を見せた。

 10月に日本代表は、セルビア代表戦(0-2)、ベラルーシ代表戦(0-1)、と、ブラジルW杯出場を逃した2チームに連敗を喫していた。そこで出た課題を、どう修正するかが問われたが、2試合で5ゴールという結果を出し、1勝1分という結果を残した。

 川島も「10月の試合から自分たちも『もう一度ベースからやり直そう』ということで、しっかりこの2試合出来たと思いますし、最終的に結果も手にできたのでよかったと思う」と、手応えを口にした。そして、「W杯で勝っていくために一人ひとりの力だけではなくて経験も大事になってくる。そういう意味では、今回良い時間を過ごせたと思う。これをまた勝てるチームになるためにつなげていきたい」と、充実のベルギー遠征を総括した。

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