beacon

U-17日本女子代表、U-17W杯前最後の練習試合はドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加
 コスタリカで行われるU-17女子W杯を控えるU-17日本女子代表は11日、U-17カナダ女子代表と練習試合を行い、1-1で引き分けた。本大会前最後のトレーニングマッチ。後半3分にDF市瀬菜奈のゴールで先制するも、直後の同4分に失点するとドローで終えた。

 U-17女子W杯コスタリカ大会は今月16日に開幕し、初戦でスペインと対戦。19日に行われる第2戦ではパラグアイと戦い、23日にニュージランドと戦う。

 高倉麻子監督はJFAによると「W杯本番前の最後の試合で、攻守におけるチームのコンビネーションや連携を見ることと選手のコンディションや状態を把握することを目的としていました。思ったような良いコンビネーションや守備の連携を確認するまでにはいたりませんでしたが、開幕までに選手たちの良い部分やチームの約束事を再度確認したいと思います。今日の内容をネガティブに捉えることなく、プラスを引き出すために調整を続けていきます」とコメントしている。

JFA発表のメンバー及びコメントは以下のとおり

■スターティングメンバー
▽GK
浅野菜摘
▽DF
遠藤優
南萌華
橋沼真帆
松原志歩
▽MF
鴨川実歩
長野風花
宮川麻都
佐藤瑞夏
▽FW
斉原みず稀
平塚万貴

■2本目メンバー
▽GK
松本真未子
▽DF
松原志歩
市瀬菜々
大熊良奈
南萌華
▽MF
西田明華
杉田妃和
宮川麻都
平塚万貴
長谷川唯
▽FW
小林里歌子

コメントは以下のとおり

杉田妃和(藤枝順心高)
「今日は全体的に暑さにバテてしまって守備の時に声が出ず、オーガナイズができませんでした。足が止まってしまって相手に裏を取られる場面があり、また、いい状態で攻撃につなげることもできませんでした。CKから得点した後にも、もう1点という流れを作ることができず、失点につながりました。自分としてもいつもよりも運動量や声が少なく、もっとチームを引っ張っていかなければならないのにそれができませんでした。また、パスが回っている時間帯に良い攻撃をして相手の守備ラインの裏をとれても、ラストパスがあわなかったりして得点に結びつきませんでした。ただ、静岡キャンプの頃と比べてタイミングがあうようになって流れもできてきたし、前のゲームよりは良くなってきたと感じています」

●平塚万貴(西南U-15)
「暑さに負けないようにと思って試合に入りましたが、後半はしんどさを感じました。前半はFWでの出場だったので、相手の守備ラインの裏へ積極的にとびだしてゴールを決めること、また、課題としていた守備についても意識して試合に入りました。裏を積極的に狙うことは出来ましたが、後半、ポジションを変えてサイドハーフとなった時に守備のバランスがわからず、マークが曖昧になってしまって失点につながってしまいました。カナダは当たりが強く、ボールをキープしていても身体を寄せられて強く当たられると失ってしまうことがありました。明日からのトレーニングで、プレー中に周りをしっかり見ることや攻撃の動き直し、味方への早いサポートを意識してやっていきます」

TOP