beacon

ザック:「日本サッカーの未来はこの4年の方針で」

このエントリーをはてなブックマークに追加

イタリア代表監督については立候補せず

 前日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が2日、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じた。ワールドカップ(W杯)後の退任や、次期イタリア代表監督候補の一人と噂されていることについて言及している。

 W杯でグループステージ敗退という結果に終わり、4年務めた日本代表指揮官の座を離れたザッケローニ氏。母国イタリアに帰国した同氏は、次のように話している。

「このような経験ができて、おそらくは私の方が支払わなければいけなかった。彼らは多くを私に与えてくれたんだ。W杯での10日間は良いものではなかったが、ポジティブな終わり方を願っていた。でも、これほどまでとは思っていなかったよ。この4年間で我々がやってきたことに感謝するために、空港で多くの人が迎えに来てくれた」

「私はその前日、契約を延長しないと発表していた。この4年でやってきたことに何かを加えられるような、別の指揮官に譲るのが正しいことだからだ。日本サッカー協会が、新監督もザッケローニのサッカーモデルに沿って仕事をすると言ってくれたのはうれしかった。だから、日本サッカーの未来は、この4年間でやってきた方針で続いていくだろう」

「スタッフはまだ残っているが、私はもう耐えられなかった。あまりに愛情を感じて、この環境から離れるのは難しいことだったんだ。ファンは空港に見送りにも来てくれた。一部の選手たちもね。ほかの国では見たことないことだ」

 イタリア代表はチェーザレ・プランデッリ前監督が辞任し、新たな指揮官を探しているところ。その候補の一人とされているのが、ザッケローニ氏だ。

「私の名前はもう8年も前から出回っているよ。代表監督に立候補する人は多い。だが、私はそこに加わらないよ。この重要な時期において適切な監督像を見出すのは、連盟幹部の仕事だと思う。私は何も言わない。決めなければいけないのは連盟の幹部たちだ」


★大会日程やTV放送、最新情報をチェック!!
2014W杯ブラジル大会特設ページ
★全64試合の公式ダイジェスト動画を配信!!
2014W杯ブラジル大会動画ページ
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP