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ハリルが居残り熱血指導…高徳「高い要求に付いていきたい」

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 居残り指導にも熱がこもった。全体練習を終えると、ハリルホジッチ監督はトレーニングの中で右サイドからのクロス役を務めていたDF酒井高徳(ハンブルガーSV)とFW齋藤学(横浜FM)に身振り手振りをまじえながら指示。自らクロスを上げて実践するシーンもあった。

 酒井高によると、「一瞬のスピードでDFを抜いて、相手が寄せ切る前にクロスを上げる練習」だったそうで、「クロスの上げ方というか、こういう形で上げたほうがいいよと(いうアドバイスだった)。分かってはいるというか、イメージはできているけど、相変わらず(ハリルホジッチ監督の)求めるレベルが高いので、それに何とか付いていきたい」と貪欲に語った。

 この日の練習では赤色のビブスと水色のビブスにチーム分けされ、赤色のビブスを付けたグループが29日のW杯アジア2次予選・シリア戦(埼玉)に向けた主力組のようにも見えた。酒井高もその中の一人だったが、「これまでもああやってチーム分けして練習をすることはあるけど、スタメンという感じには受け取っていないし、そこはあまり意識していない」と、実際にだれがスタメンでピッチに立つかは選手もまだ分かっていないようだった。

以下、練習でのチーム分け

[赤色ビブス組]
    岡崎

宇佐美 香川  本田

  山口 長谷部

長友     酒井高
  森重  吉田

[水色ビブス組]
   ハーフナー

金崎  清武  齋藤

  柏木  原口

藤春     酒井宏
  槙野  昌子

(取材・文 西山紘平)

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