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「失うものは何もない」浅野、海外組含めた“フル代表”デビュー狙う

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 海外組を含めた初の“フル代表”で活動し、刺激を受ける日本代表FW浅野拓磨は、翌日に控えたブルガリア代表戦に向けて「どんどんチャレンジしていきたい」と意気込みを示した。

 5月下旬にトゥーロン国際大会に出場したU-23日本代表の活動を途中で切り上げた浅野は、帰国直後にA代表の合宿に参加。休む間もなく活動を続けているものの、「忙しいとは感じていません」と白い歯を見せると、A代表でプレーするプラスの大きさを伝えた。

「ここ(A代表)にきてプレーできるだけで、自分の中で自信になったり、得るものはたくさんある。ここで自分の力を100パーセント試してみて、感じるものがあるはずです。だから、それを感じるために自分の持っているものをすべて出したい」

 初めて海外組との練習をこなしているが、「コンビネーションや自分の特長を出せている場面はそんなに多くない」ようだ。だからこそ、「試合に出ればもっと自分の特長を知ってもらえる」と海外組との初の実戦を待ちわびている。昨年8月の東アジア杯以来のA代表での試合出場に向け、「失うものは何もないので、どんどんチャレンジしていきたいし、自信を持ってプレーしたい」と力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)

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