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どん欲な中島…五輪初戦まで「まだ成長する時間はある」

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 昨日は黄熱病の予防接種を打ったことで別メニュー調整となったリオデジャネイロ五輪代表MF中島翔哉(FC東京)だが、この日は全体練習に合流してトレーニングをこなした。

 オーバーエイジ3選手との初練習に「これからどんどん一緒にプレーして、良くなっていくと思う」と手応えを口にした中島だが、ピッチ外でのコミュニケーションについては「いや、特に。あまり話さないので、人と」と笑うしかなかった。

 本大会では10番を背負うことになるが、番号への強いこだわりはない。「どの番号でも自分は活躍したいし、チームが勝つためにプレーしたいというのは変わらない」。しかし、10番がサッカー選手にとって特別な番号だと理解しているからこそ、「期待してくれる人がいるのだったら、その期待には応えたいと思う」と力強く語った。

 チームは翌日、ブラジルに向けて出発する。8月4日に行われる本大会グループリーグ初戦のナイジェリア戦までの間には、ブラジルとの国際試合などをこなすこともあり、「まだ成長する時間はあるので、一日一日を大事にして常に成長を続け、ナイジェリア戦で良い試合をできるように準備したい」と残された時間の中で、どん欲に成長を続けようとしている。

(取材・文 折戸岳彦)

●リオデジャネイロ五輪特集

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