beacon

前半の2失点を悔やむ遠藤「ボールを奪いに行けなかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[7.30 国際親善試合 日本0-2ブラジル ゴイアニア]

 ブラジルとの力の差を感じないわけにはいかなかった。リオデジャネイロ五輪日本代表MF遠藤航(浦和)は「前半は相手の一人ひとりのボールを持つ力、間合いになかなかボールを奪いに行けなかった」と率直に振り返った。

「前半をゼロで抑えたいと思っていたけど、そこで失点してしまったことが最後まで響いた」。我慢を強いられた前半に2失点。後半はブラジルのペースが落ち、日本もチャンスをつくり出すことができたが、互いに次々と選手交代も行い、親善試合の雰囲気が色濃くなった。

 とはいえ、リオ五輪開催国であり、優勝候補筆頭のブラジルと強化試合ができた意義は大きい。「いい相手と間違いなくできた。無失点ならもっと自信になったけど、自分たちのやってきたサッカーを信じて1戦目に臨めたら。後半のような戦いを前半からできればと思う」。キャプテンはそう言ってグループリーグ初戦となるナイジェリア戦へ気持ちを切り替えた。

●リオデジャネイロ五輪特集

TOP