beacon

日本初勝利も他力では決勝T難しく…主将遠藤「この経験を糧に」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.10 リオデジャネイロ五輪 B組第3節 日本 1-0 スウェーデン サルバドル]

 リオデジャネイロ五輪日本代表は10日、スウェーデン代表とのグループリーグ最終戦に臨み、1-0で勝利した。3戦目にして大会初勝利を挙げた日本だが、勝ち点4では決勝トーナメントに届かなかった。

 やはり他力では難しかった。日本が勝利しても、ナイジェリアがコロンビアを相手に引き分け以上の結果を残さなければ、日本の敗退が決まる状況。すでに2連勝で首位通過を決めているナイジェリアに、予選突破へ向け必死に向かってくるコロンビアを負かせというのは酷だった。2-0で勝利したコロンビアは勝ち点を5に伸ばし、同4の日本を抑えて2位で決勝Tに進んだ。

 リオ世代最後の試合となってしまったスウェーデン戦。最終戦を勝利で飾ったが、悔しさだけが残る結果に終わってしまった。主将としてチームを牽引し続けたMF遠藤航も「突破できなくて残念。結果が伴わなかったので、悔しい気持ちでいっぱいです」と唇をかむ。

 しかしこの経験をクラブそしてA代表での活動に繋げなければならない。遠藤は「この経験を糧にしていかないといけない。この五輪チームはここで終わりますけど、個人個人のプロサッカー選手としての生活はまだまだある。この悔しさを無駄にせず、努力を進めて、一人ひとりが成長していければいい」と話した。

●リオデジャネイロ五輪特集

TOP