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「すごく悔しい」 結果的に香川が決めていればという展開に…

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[9.1 W杯アジア最終予選 日本1-2UAE 埼玉]

 香川が決めていれば…。結果的にそんな試合展開になってしまった。前半11分にFW本田圭佑のゴールで先制した日本だが、同19分にFKを直接叩き込まれて、振り出しに戻されてしまう。ただ同26分に大きな決定機。DF酒井高徳のクロスを頭で合わせた本田のシュートはGKに弾かれるが、跳ね返りがゴール前に詰めていたMF香川真司の足元にこぼれてきた。

 しかしDFのスライディングが目に入ったのか、香川は右足シュートをコントロールしきれない。ボールは無情にもゴール右へと外れていった。香川も頭を抱えるしかなかった。日本は現行方式となった過去5大会でW杯予選の初戦を落としたチームは本戦に出場できないというデータがある“W杯出場確率0%”の船出となってしまった。

「スタートとしては絶対勝たないといけない試合でこういう結果に終わってしまった。すごく悔しいですけど、次に切り替えてやっていくしかないと思います」

「若い選手もそうですけど、それ以上に出ている選手がいる中で、こういう負け方をしたことは自分たちに責任があると思いますし、悔しいですけどこれを生かしてやっていくしかないと思います」

 次戦は6日に敵地で行うタイ戦。背番号10は、「スタートで負けましたけど、次でやるしかない。切り替えてやっていきたい」と自らを奮い立たせるように話した。

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