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セットプレーは任せろ!イラクの穴を分析する太田「ボールウォッチャーになる」

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左足のキックをアピールするDF太田宏介

 イラク攻略のイメージはできている。日本代表DF太田宏介(フィテッセ)は6日のW杯アジア最終予選・イラク戦(埼玉)に向け、「セットプレーが武器になる」と、相手の“弱点”を分析した。

 9月1日に行われたオーストラリア対イラクの試合の映像はすでに確認済み。オーストラリアがホームで2-0で勝ったが、「CKからオーストラリアが点を取っていたけど、イラクはニアに人数がいるのに決められていた。クロスに対してボールウォッチャーになるときがある」と、守りの甘さを指摘する。

 欧州組の多くが所属クラブで出場機会に恵まれない中、太田も直近のリーグ戦2試合は出番なし。ただ、9月17日のリーグ戦、同22日のカップ戦には先発フル出場しており、そこまで長い期間、公式戦から遠ざかっているわけではない。

「個人的には前回の(代表)合流前より試合に出ている。あのときは丸3週間空いていた」。前回の代表合宿には8月28日に合流したが、8月6日が最後の公式戦出場だった。チャンスをもらえれば、自分の持ち味を出す準備はできている。「厳しい試合になるほどセットプレーは大事になる。そういうところで貢献できれば」と、貴重な左足のキッカーとしてアピールしていくつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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