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気温37度超、標高1200mの決戦に体力消耗で怪我人も…日本は3位以上確定も大きな代償

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日本代表はイラク代表と1-1で引き分けた

[6.13 W杯アジア最終予選 日本1-1イラク テヘラン]

 日本代表は中立地イランのテヘランで行われたイラク代表との一戦を1-1で引き分けた。戦前より心配された酷暑は気温37度を超え、標高1200mの高地で行われた決戦は想像以上に選手たちの戦いを難しくしていた。

 試合の入りは良かった。序盤勝負と見込んだ日本代表は、試合開始から積極的にイラクゴールに迫る。すると前半8分、左サイドでCKを獲得すると、FW本田圭佑のクロスをFW大迫勇也が頭で合わせて幸先よく先制点を奪った。

 しかし試合中に設けられた給水タイムで各選手が首元から水を浴びるなど対策を講じるが、明らかに足の運びは鈍くなっていく。後半に入ると、奮闘が目立っていたMF井手口陽介は接触プレーで脳震盪のような症状を起こしてしまう。さらにDF酒井宏樹が右膝を痛めて交代し、FW久保裕也も足を痛めてうずくまってしまった。

 日本代表は勝ち点1を積み上げたことで、プレーオフ圏内となる3位以上を確定させた。W杯本戦出場に王手をかけたことになるが、大きな代償を支払うことになった。

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