beacon

道のりはまだまだ長い(U-22日本vs.U-22シリア)

このエントリーをはてなブックマークに追加

[3・28?無・淮悒▲献・次予選B組第3節 U-22日本vs.U-22シリア 国立]
U-22日本3-0U-22シリア
[日]家長、平山2

田村修一の「視点」

 ようやくサッカーになってきたという感じか。3試合目でまとまなサッカーをやり、かえって道のりの長さを実感した。反町監督も「評価が難しい」と話していた通り、課題も浮き彫りになった。早いテンポのサッカーを目指しているが正確性に難があり、スピードに対してテクニックが追いついていない。そこの精度を高めていかなければならないだろう。リアクションサッカーをやっている時はリズムが良いので、今後は数的優位を作り、アクションサッカーの完成度を高めていく必要があるだろう。
 最終予選ともなれば、一対一を崩せるようにならなければならない。今日のサッカーは相手DFの隙間に入り込んでいるだけなので、そこをこれからどうするか。それと、試合開始時は前後半とも相変わらずナーバスになっており、入り方に課題を残す。ただ、非常に課題が多い中で、リアクションサッカーにおいて良い形を作れるようになったのと、3バックが安定してきたのが収穫。それ以外はまだまだだが。
 そして、特に今後懸念されるのがFWの駒不足。平山相太(F東京)を除いて、ほかに決定力のあるFWがこれといって見当たらない。これに関しては無いものねだりをしてもしょうがない。フッキ(東京V)を帰化させることが出来れば良いのだが・・・。

<写真説明>試合後サポーターに挨拶する選手達

(取材・フットボールアナリスト田村修一)

TOP