故郷を襲った大災害に胸を痛めた。22日のキリンチャレンジカップで
日本代表と対戦する
コロンビア代表の
カルロス・ケイロス監督が21日、試合会場の日産スタジアムで公式会見を行った。質疑応答が終わると、最後に「終わる前に一つだけ言わせてほしい」と自ら切り出した。
「モザンビークで大変なことが起きた。国際社会としてサポートできればいいと思っているが、自分の気持ちだけ申し上げたかった」。ポルトガル国籍のケイロス監督はポルトガル領東アフリカ(現モザンビーク)の出身。そんな故郷を過去最大級のサイクロンが直撃し、多数の犠牲者が出る事態となっている。
(取材・文 西山紘平)