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久保建英が直接FK弾&豪快ボレーで2得点!! 後半5発のU-22代表、ゴールラッシュで2連勝

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2得点を記録したU-22日本代表MF久保建英

[3.24 AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第2節 日本6-0東ティモール]

 U-22日本代表は24日、ミャンマー・ヤンゴンで開催されているAFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第2節で東ティモールと対戦。前半24分にFW田川亨介(FC東京)の得点で先制した日本は、後半に5点を加点して6-0の完封勝利を収めた。2連勝を飾った日本は26日の第3節で開催地ミャンマーと対戦する。

 日本は3-4-2-1のシステムを採用。GKに波多野豪(FC東京)、最終ラインは右からDF橋岡大樹(浦和)、DF立田悠悟(清水)、DF原輝綺(鳥栖)、ボランチにMF板倉滉(フローニンゲン)、MF中山雄太(ズウォレ)、右アウトサイドにMF長沼洋一(愛媛)、左にMF杉岡大暉(湘南)を配置し、シャドーにMF久保建英(FC東京)、MF伊藤達哉(ハンブルガーSV)、1トップにFW田川亨介(FC東京)を並べた。

 序盤から日本がフィニッシュまで持ち込む場面を作り出す。前半3分、左サイドを駆け上がった杉岡のクロスからファーサイドの長沼がファーストシュートを放つが枠を捉え切れず。さらに同8分にはまたもや杉岡が送ったグラウンダーのクロスから好機が生まれるがフリーの久保が空振りしてしまった。同13分には自陣からドリブルで運んだ久保が左に展開し、杉岡がダイレクトでゴール前に送ると、PA内に走り込んだ田川が相手GKのファウルを誘ってPKを獲得。しかし、キッカーを務めた田川のシュートは枠を大きく外れてしまい、先制の絶好機を逸してしまった。

 さらに前半24分には中央突破した長沼のパスを右サイドで受けた久保が切れ込んでシュートを放つが、相手GKにストップされてしまう。しかし攻勢を強める日本は直後の同24分、久保が右サイドから送ったクロスをファーサイドの板倉が折り返し、ゴール前の田川がダイビングヘッドで突き刺して先制に成功した。

 1-0とリードしたまま後半を迎えると、後半9分に日本が追加点を奪取。田川がファウルを受けてFKを得ると、キッカーを務めた久保が左足から蹴り出した鮮やかな直接FKでネットを揺らし、リードを2点差に広げる。この得点は久保にとって、同代表初ゴールとなった。さらに同15分には伊藤のFKを立田が蹴り込んでスコアは3-0に。

 後半22分には日本ベンチが動き、田川に代えてFW上田綺世(法政大)を投入する。同26分には中盤でボールを受けた板倉が強烈なミドルシュートを突き刺して4点目。同29分には中山に代えてMF松本泰志(広島)がピッチへと送り込まれる。すると同30分には杉岡のクロスをファーサイドで受けた久保がトラップから豪快な左足ボレーで突き刺して5点目。さらに同32分には杉岡のグラウンダーのクロスを上田が蹴り込んで6点目を記録した。

 後半38分には久保に代えて最後のカードとなるFW岩崎悠人(札幌)が投入される。その後、日本に追加点こそ生まれなかったが、東ティモールの反撃を許さずに6-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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