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キルギス指揮官、日本対策に自信?「どんなチームでも弱いところはある」

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キルギス代表のアレクサンデル・クレスティニン監督

 キルギス代表のアレクサンデル・クレスティニン監督が13日、カタールW杯アジア2次予選・日本代表戦の前日会見に出席し、「どんなチームでも弱いところはあるので、うまく使えたら熱い試合になる。簡単な試合になるとは思わないが、全力で戦いたい」と意気込みを述べた。

 キルギスは現在、3連勝中の日本と同じグループFで勝ち点6の2位。この一戦が事実上の首位決戦にあたる。FIFAランキングは日本の28位に対して94位。昨年11月のキリンチャレンジ杯(豊田ス)でも4-0で勝利しており、格下と目される相手だが、番狂わせが起こりやすいのがアウェーの戦いだ。

「日本チームはW杯に何度も参加しているので強いことはわかっている」。日本人記者からの「引き分けを狙うか」といった主旨の質問に対し、そうリスペクトも語った指揮官。しかし一方で「どんなチームでも弱いところはあるので、うまく使えたら熱い試合になる」と含みのある言及もあり、日本対策は進んでいるとみられる。

 日本にとっては勝てば首位独走状態を確実なものにできる一戦。「日本チームは中央のプレーヤーだけでなく、全員が良い選手。しかしキルギスでも日本でもミスが起こらないことはない。選手は人間なのでミスが起きる可能性がある」。まずは付け入るスキを与えないことが大事になりそうだ。

(取材・文 竹内達也)

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