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参加できるのは1試合のみ…カメルーン戦に全力を注ぐFW大迫勇也「ゴールを取る」

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日本代表FW大迫勇也

 昨年9月のミャンマー戦以来の招集となった日本代表FW大迫勇也が、ゴールに全力を注ぐ姿勢をあらためて強調した。

 所属のブレーメンではここまでリーグ3試合中、開幕戦は先発して45分間のプレー。2戦目は終了間際の出場、MF堂安律が所属する3戦目のビーレフェルト戦は不出場(ベンチ)と、プレータイムが減っているが、「自分を信じて取り組むだけ」と焦りはない。

「(代表戦の)テーマはゴールを取ること。目に見える結果を出すことでコンディションも上がるし、周りの評価も上がる」。今までも得点ですべてを語り、すべてを黙らせてきたストライカーとしてのプライドをにじませた。

「代表は1年空いたが、イメージはつねに持っている。欧州で、コンディションの良い相手とできることは大きい。ここで結果を残すことで次につながるし、大事にしたい」と意気込む。

 13年7月の東アジア選手権で代表デビューを飾ってから7年。クラブと代表の行き来はもうすっかり慣れている。「代表の試合はクラブとはつねに違う。頭の切り替えなどいろいろな部分をいつもやっているので、そこはうまくできると思う」。

 所属チームのあるブレーメン州の取り決めにより、日本代表が活動中のオランダ・ユトレヒトが「リスク地域」とされているため、参加できるのはカメルーン戦のみとなる。「チームと代表の話し合いの結果。与えられたところでプレーするだけです」。目の前の試合だけに集中する。

(取材・文 矢内由美子)

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