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澤、終了間際の逆転弾「諦めないでやった結果」

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[2.18 08年東アジア女子選手権 北朝鮮 2-3 日本 重慶]

 MF澤穂希(日テレ)が試合終了間際のループシュートで日本を劇的な逆転勝利へと導いた。

 日本は前半3分にMF安藤梢(浦和)が頭で決めて先制。さい先のいいスタートを切ったが、その後は北朝鮮の猛攻を浴び、2失点してしまう。なおも攻められ続けたが、後半37分にMF宮間あや(岡山湯郷)がFKからゴールを決め、2-2の同点に追いついた。
 そのまま試合は終了するかと思われた。だが、これまでもシュートチャンスがあれば遠くからでもシュートを放ち、ゴールを狙っていた澤が、後半ロスタイムに後方からループシュートを打った。相手GKも反応して下がり、高く上がったボールをジャンプして弾こうとしたが、届かない。そしてゴールマウス右上の角ぎりぎりをすり抜け、芸術的な逆転ゴールが決まった。その後、北朝鮮のワンプレーで試合は終了。まさに試合終了間際のゴールだった。
 試合後、澤は「みんなが諦めないで最後までやった結果だと思う。すごく攻められたが、全員で耐えて、逆転できた。自分も得点を決めることができて良かった」と喜んだ。

(文 武澤伸昭)

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