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武闘派に変身中のU-23細貝

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米国遠征で出番のなかった細貝萌(21=浦和)が、昨年11月のサウジアラビア戦以来となる出場。ボランチで先発し、フル出場した。

「後ろでボールを回しているとき、周りが見えなくて、あわててしまっていた」と言うが、ボール奪取の動きや、奪った後に前線へ絡む動きなどは見ごたえがあった。

先制点はこの細貝の右足が始まり。53分、相手の出した縦パスを細貝が右足を出してカット。すると相手はボールを出してしまい、スローインからのりスタートを右サイドでつないで、豊田が決めた。

66分にはハイボールを相手と競って腰から着地し、しばらく動けなかったが起き上がった。試合後、「今は特に問題ないです」と言ったその口元は腫れあがっていた。

甘いマスクからは意外なほど、闘争心をむき出しにするタイプ。今季は所属の浦和でも出番がさらに増えそうで、反町ジャパンの貴重な戦力となっていきそうだ。
(取材・矢内由美子)

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