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ザッケローニ元日本代表監督が工藤壮人さんへ哀悼の意「東アジア選手権での献身的なプレーが目に焼き付いています」

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2013年7月21日。A代表デビュー戦で1G1Aの活躍を見せた工藤壮人さん

 日本サッカー協会(JFA)は23日、テゲバジャーロ宮崎所属の元日本代表FW工藤壮人さん(享年32歳)の訃報を受け、アルベルト・ザッケローニ元日本代表監督のコメントを発表した。

 柏レイソルU-18出身の工藤さんは、2009年にトップチームに昇格する形でプロキャリアをスタートさせた。その後、バンクーバー・ホワイトキャップス(カナダ)、サンフレッチェ広島、レノファ山口FC、ブリスベン・ロアー(オーストラリア)を渡り歩き、今季より宮崎に加入。Jリーグ通算299試合に出場し、89得点を記録していた。日本代表としては、国際Aマッチ通算4試合の出場で2ゴールをマーク。13年の東アジアカップでは日本の初優勝に貢献した。

 今月11日に水頭症の手術を受けて療養していた工藤さんは、17日に容態が悪化し、ICU(集中治療室)へ。21日の午後2時50分にご逝去されたことがクラブから発表されていた。

 日本代表監督時に工藤さんを初選出したザッケローニ氏が、JFAを通じてお悔やみの言葉を伝えている。

「工藤壮人選手の突然の訃報に接し、非常に驚いています。ここに謹んで哀悼の意を表します。彼の日本代表チームへの貢献、特に2013年の東アジア選手権での献身的なプレーが目に焼き付いています。日本代表は私の第二の家族です。彼のご家族や全ての関係する人たちと共にありたいと思います」

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