beacon

U-20日本代表の挑戦が始まる! W杯出場権を懸けたアジアの激戦へ…若きサムライの注目5選手をピックアップ

このエントリーをはてなブックマークに追加

W杯出場権を狙うU-20日本代表

 アジアに挑み、世界を目指す。U-20日本代表は3月開幕のAFC U20アジアカップウズベキスタン2023に出場。ベスト4入りを果たせば、5月にインドネシアで行われるU-20ワールドカップへの出場が決まる。すでにプロの舞台で主力として戦う選手もいる世代。初々しさをなくした、若きサムライたちの挑戦が始まる。

 2年おきに開催されるU-20W杯は、世代別代表にとってU-23世代のオリンピックと同等の、国際経験を積む重要な場。2021年の前回大会は出場権を掴む前にコロナ禍の影響で中止となっていた。日本は19年以来の世界大会を目指し、最終予選も兼ねる3月1日開幕のU20アジア杯へ。ベスト4まで勝ち残ればU-20W杯出場が決定する。

 グループリーグでは3日の初戦で中国、6日の第2戦でキルギス、そして9日の第3戦では18年アジア王者サウジアラビアと対戦する。まずグループ上位2チームに残り、準々決勝進出を狙う。グループDの日本が準々決勝に進むと、対戦相手はグループCのチーム。韓国、タジキスタン、ヨルダン、オマーンがいる中で、勝ち進んだ韓国との対戦となる可能性も高い。

 なお、U-20W杯の開催地がU20アジア杯にも出場するインドネシアになるため、もしインドネシアが4強入りを決めると、W杯出場1枠はプレーオフによって決まることになる。日本がベスト4進出を逃しても、わずかだが、U-20W杯出場の可能性は残される。

 今回招集されたU-20日本代表メンバーは23名。Jクラブや大学、海外でプレーする選手もいる中、今大会に向けた注目選手を紹介する。

DF田中隼人(柏レイソル)


 188cmの高身長CBがアジアの壁となる。昨夏のアジア杯予選では4試合中3試合に先発し、全4試合完封勝利に大きく貢献。昨秋のスペイン遠征でも全3試合に先発した。左利きという大きな強みも持ち、3バックも4バックも経験済み。独特のリズムを持つアジア各国の癖は、アジア杯予選でしっかり学んだ。球際の強さと後方からのビルドアップという攻守の武器でアジア勢に挑む。

MF横山歩夢(サガン鳥栖)

MF横山歩夢(鳥栖)

 無名の存在から挑戦を続け、昨年に初の代表入りを果たしたU-20日本代表の背番号9。昨季は松本山雅FCでJ3リーグ11得点と結果を残し、今季から初のJ1挑戦。抜群のスピードと細かいステップからのドリブルが大きな特徴になる。さらに名波浩氏の薫陶を受け、シュート技術とゴールへの意識も大きく向上した。今大会ではFWからMF登録となったが「サイドでも自信はある。1トップも大丈夫。柔軟性を持ってやりたい」と意気込んでいる。

MF山根陸(横浜F・マリノス)

MF山根陸(横浜FM)

 昨季のルーキーイヤーはJ1優勝という大きな経験を手にした。ボランチという激戦ポジションでも、昨季はリーグ戦11試合やACLグループステージなど公式戦16試合に出場。U-19日本代表の戦いではキャプテンマークを巻いた。今大会はリーダーとしての資質も試される。「いかにピッチ内で細かいところをコミュニケーション取れるか。うまくやっていきたい」と語る。

FW北野颯太(セレッソ大阪)

FW北野颯太(C大阪)

 昨季は2種登録ながら開幕戦途中出場でJ1デビューを果たすと、クラブ史上3番目の若さでプロ契約を締結。ルヴァン杯ではニューヒーロー賞を受賞した。今季は開幕戦でスタメン入り。無得点に終わったが、鋭いミドルを放つなど攻撃力の成長を見せつけた。昨年のアジア杯予選では主力として活躍し、今大会では背番号10を着ける。「あんまり気負わず伸び伸びと」と語りつつ「10番という意味のある背番号なので、覚悟を持って一試合一試合臨めたら」と決意を口にする。

MF松木玖生(FC東京)

MF松木玖生(FC東京)

 青森山田高で一世を風靡した19歳は、この一年間も挑戦の連続だった。2年連続でJ1開幕スタメン入りを果たすなど、クラブでは主力として活躍。昨年はひとつ上のU-21日本代表にも招集され、2つの国際大会に出場した。豊富な運動量やフィジカルの強さも誇るが、圧倒的なメンタルの強さが最強の武器。高校選手権決勝やU23アジア杯といった大一番でのゴールは記憶に残る。「まずは予選を突破すること」とアジアとの真剣勝負に目を光らせている。

 U-20日本代表は20日、21日の国内合宿を終えてウズベキスタンに出発。その後は現地でトレーニングを行う。未来のA代表たちの真剣勝負であるU20アジアカップウズベキスタンは3月1日に開幕。日本代表戦全試合はDAZNで独占配信される。

U-20日本代表が“挑む”アジアカップは日本代表戦全試合DAZNで独占配信

【第1節】(3月3日)
日本 19:00 中国 DAZN

【第2節】(3月6日)
キルギス 19:00 日本 DAZN

【第3節】(3月9日)
サウジアラビア 21:00 日本 DAZN

#BEYOND挑みつづける

Sponsored by DAZN

TOP