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U-22日本代表の中心選手として…MF鈴木唯人がのぞかせた自覚「貪欲になることを自分から発信していきたい」

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MF鈴木唯人(ストラスブール)

 大岩ジャパンの常連である背番号10のMF鈴木唯人(ストラスブール)がイングランド戦を翌日に控えてオンラインの取材対応を行い、「今回(の相手)はプレミアで出ている選手も多いと思う。自分たちがここでできればいい自信にもなるし、できると思う。こういう試合を勝つことができて評価されると思うので、しっかりと自分はそこにフォーカスしてやりたい」と抱負を述べた。

 1月に清水エスパルスから期限付き移籍したフランス・リーグアンではしばらく出番を得ることができなかったが、4月16日のアジャクシオ戦の途中出場で初めてピッチに立つと、デビュー戦でゴールを決めて存在感をアピールした。しかし、その後も出番は少なく、不完全燃焼。それでも、「試合に出れていないことは自分の中に原因がある。まだまだ自分の実力が足りない」と現実を認めつつ、「自分の中ではいろいろな部分で成長しているというか、少しずつ変わってきているなというのは感じているので、それを今後の試合でパフォーマンスとして出せればいいかなと思う」と強気に言い切った。

 新しい顔ぶれも加わった今回は、自分が率先してチームを引っ張ろうという意識も強い。特に伝えたいのは勝つためにやるというシンプルな部分。「自分はイングランドと戦ったことがないので、楽しみではあるが、それより勝ちたいと思っています」と言葉に力を込める。

「いいサッカーしようとかいいゲームをしようという、そんな感じの日本のサッカーに見えてしまうので、点を取れればよく、点を取られなければいいというところに貪欲になることを自分から発信していければいい」と中心選手の自覚を見せていた。

(取材・文 矢内由美子)

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