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「プロとして負けられないかな(笑)」伊東純也が宇宙人とのリフティング対決に圧勝

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宇宙人とリフティング対決に臨んだMF伊東純也

 日本サッカー協会(JFA)は3日、株式会社クレディセゾンとJFAメジャーパートナー締結を締結した。契約期間は2030年までの8年間。同社は「JFAが掲げる『サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する』という理念のもと、これまで以上にJFAとサッカーを通じて価値共創活動に取り組み、持続可能な社会の実現と発展に貢献しています」としている。

 同社は2001年に日本代表のサポーティングカンパニー契約を締結。これまで23年間にわたり、クレジットカードの利用額に応じて強化資金を寄付する「JAPANカードセゾン」の発行や、冠協賛試合「SAISON CARD CUP 2021」の開催などで関わってきた。今後は「JFAメジャーパートナー」となり、47都道府県協会とも連携し、次世代育成や女性活躍推進、審判養成・施設整備などさまざまな事業に関わることが可能となるという。

 JFAの田嶋幸三会長は3日、東京都内の新JFAハウスで記者会見を行い、「長期にわたってサポートいただけることを本当に光栄に思っております」とあいさつ。各代表チームの強化について「もうすぐ女子W杯の開幕を控えているが、なでしこジャパンにとっても国際舞台でのさらなる飛躍を後押ししてくれることになる。U-17日本代表もアジアで勝つことができ、これから各種年代でもクレディセゾンさんと一緒に強化していきたい」と意気込みを語った。

 また同社の水野克己代表取締役兼社長執行役員COOは今後、利用額に応じて強化資金を寄付するほかにさまざまな特典付きの「SAMURAI BLUEカード」の発行を今年秋ごろに予定していると公表。寄付金は全国の47都道府県協会にも配分されるよう調整中だといい、「全国のサッカーファミリーにご愛顧いただき、各地で強化資金として活用され、サッカー界のさらなる発展に寄与できることを期待している」と述べた。

伊東純也も宇宙人とともに登場…
 会見にはクレディセゾンの公式アンバサダー就任が決まった日本代表のMF伊東純也(スタッド・ランス)も登場。新たに公開された同社のCMで、迫真のマッチアップを繰り広げた謎の宇宙人とともに壇上に立った。

 宇宙人とのCM撮影について伊東は「ドリブルで抜いていくシーンがあったんですけど、めちゃくちゃいっぱい同じ顔がいて怖かったです」と冗談めかしつつ、「楽しくやらせてもらって、とても良かったと思います」と振り返った。

 会見場では宇宙人との異例のリフティング対決も行った。立派なスパイクを履いた先攻の宇宙人が5回に終わると、「さすがに勝てる、俺でも。プロとして負けられないかな」と余裕の笑みを見せた伊東。右足だけでリフティングを10回続け、圧勝していた。

 またトークセッションでは「この話をいただいた時に光栄だと思いましたし、プロ1年目からセゾンさんのカードを使わせていただいていて嬉しく思います」とアンバサダー就任の喜びを語り、「ほとんど全てのシーンでカードを使わせてもらっていますし、買い物するにもご飯を食べるにも使わせてもらっています」とクレジットカードに関するエピソードを披露した。

 司会者とのやり取りでは、“純也節”全開で応じていた。「最近の高い買い物は?」との質問には「ちょっと高い服を買ったくらいです」と言い、買ったものは「Tシャツ」「ベージュ」と照れ笑いを浮かべながら短く返答。同社の「永久不滅ポイント」になぞらえた「欠かせないものは?」という質問には「ゲームとか……ですかね」と控えめに返し、会場を笑わせていた。

宇宙人の登場に苦笑いのMF伊東純也

宇宙人の立派なスパイクをめざとく見つけたMF伊東純也

右足で余裕のリフティングを繰り出すMF伊東純也

クレディセゾンの水野克己代表取締役兼社長執行役員COOとMF伊東純也と宇宙人

(取材・文 竹内達也)
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