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初招集FW奥抜侃志が初の全体合流!! 森保Jチュニジア戦前日練習に24人参加

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FW奥抜侃志(ニュルンベルク、左から2人目)が初合流

 日本代表は16日、ノエビアスタジアム神戸でキリンチャレンジカップ・チュニジア戦の前日練習を行った。冒頭約15分間が報道陣に公開され、体調不良明けのFW奥抜侃志(ニュルンベルク)が初めてチーム練習に合流。13日のカナダ戦で左足首を負傷したFW中村敬斗(スタッド・ランス)を除く24人で調整した。

 10月シリーズの日本代表では左サイドハーフの選手にアクシデントが続発。奥抜は体調不良で参加を見送ったMF三笘薫(ブライトン)に代わり追加招集されたが、11日の帰国後に発熱と倦怠感があったためチームに合流できず、15日にようやく個人練習をスタートさせたばかりだった。

 13日のカナダ戦で中村が負傷したことで、左サイドハーフ本職の選手は病み上がりの奥抜のみ。森保一監督は前日会見でMF旗手怜央(セルティック)を左サイドハーフで先発起用する方針を明らかにしていたが、もし奥抜がチュニジア戦に間に合うとなれば、途中出場でA代表デビューの可能性も十分にありそうだ。

 森保監督は奥抜の起用について「今日のトレーニングを見て、起用できるかを最終的に判断したい」と説明。「これまでの彼のプレーで、左サイドで起点になって、そこから縦に仕掛ける、中に切り込んでいってゴールに向かってプレーするところで彼の良さを活かしてもらえると思う。機会があればそういったプレーをしてもらいたい」と期待を寄せた。

(取材・文 竹内達也)
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竹内達也
Text by 竹内達也

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