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田中碧、鎌田、古橋らアジア杯選外…含み持たせた森保監督「招集できる条件の中でベスト」

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アジア杯メンバー外となったMF田中碧(デュッセルドルフ)

 日本代表森保一監督は1日、AFCアジアカップ(12日開幕)に向けたメンバー発表会見を行い、常連組の一部選手が招集外となった理由について「招集できる条件の中でベストということでこのグループを作らせていただいている」と含みを持たせた。アジア杯の招集に向けては各所属クラブに応じる義務があるが、何らかの配慮をした可能性があるとみられる。

 アジア杯メンバーでは常連組のMF鎌田大地(ラツィオ)、MF田中碧(デュッセルドルフ)、MF伊藤敦樹(浦和)、FW古橋亨梧(セルティック)らが選外。代わりに元日タイ戦に招集されていたMF佐野海舟(鹿島)、FW細谷真大(柏)が生き残り、負傷明けのMF旗手怜央(セルティック)、FW前田大然(同)が復帰していた。

 森保監督は選外となった選手について「一人一人のお話は避けさせていただければ」と明言はせず。その一方で「詳しくはお話しできないが、招集できなかったり、グループ全体を見て招集していないこともある。チーム編成をするにあたり、いろんな条件の中でベストを選んだということでご理解いただきたい」と説明した。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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