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スタッド・ランスの両翼が先発へ、伊東純也は中村敬斗との関係性に自信「右で崩して左で仕留める」

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日本代表MF伊東純也

 元日のタイ戦ではゲームキャプテンも務めた日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)が、今度は主力として自身2度目のアジアカップに臨む。

 代表定着から間もない19年1月にUAEで開催された前回のアジア杯は7試合中4試合に途中出場したが、先発は1試合のみ。「前回はあんまり出場する時間が長くなかった。今回は試合に出てチームに貢献できれば」。準優勝に終わった大会直後にベルギーのゲンクへ移籍。22年夏にはフランスのスタッド・ランスへとステップアップし、5年ぶりのアジア杯に戻ってきた。

「(この5年間は)あっという間だった。ヨーロッパに移籍して、いろんな面で成長したと思うし、しっかり結果の面で見せたい」。14日の初戦・ベトナム戦も右サイドでの先発が濃厚。9日に非公開で行われたヨルダン代表との練習試合の先発メンバーがベースになりそうで、左サイドにはスタッド・ランスでも同僚のMF中村敬斗が入る可能性が高い。

 別メニュー調整中のMF三笘薫はベトナム戦の欠場が確実。「今、(三笘)薫がケガしていて、(中村)敬斗にとってはチャンスだと思うし、やる気も十分だと思う」。伊東はそう冗談めかしながらも、「あいつはフィニッシャー。最後のところでボールを持っていければ。右で崩して左で仕留める形をつくれれば」と攻撃のイメージを膨らませた。

 1トップではFW細谷真大が先発する可能性もあり、伊東は「(細谷)真大も得点できるように、しっかり崩して、決めるだけというボールを出せれば」と力説。右からのチャンスメイクでチームを白星発進に導くつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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西山紘平
Text by 西山紘平

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